玄関のドアをあけると配達人は印鑑を要求してきた。 書留郵便をものぐさに受け取った正太郎は、開封することなく机の上に放り置いた。 銀行からの電子口座にかかわるような内容ぐらいしか心当たりがなかったので、差出人も中身もそれから何日かは見る気にも…
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